最新のデジタル技術を駆使した特別展｢正倉院 THE SHOW｣開催中

2025年8月24日まで開催中の
｢正倉院 THE SHOW －感じる。いま、ここにある奇跡－｣ 最新のデジタル技術を駆使した手法による
映像・音楽・照明との組み合わせで、
毎年秋に開かれている正倉院展の実物の観覧とは異なるアプローチで
＜未体験の宝物の楽しみ方＞をお届けする展覧会 宮内庁正倉院事務所全面監修のもと、｢愛｣｢美｣｢紡ぐ｣をテーマに
宝物の背景にあるさまざまなストーリーを4つのゾーン
｢奇跡のはじまり｣｢全身で感じる｣｢壮大な物語｣｢新たな鼓動｣で構成 織田信長が熱望した香木｢蘭奢待(らんじゃたい)｣を科学的に分析して
香りを忠実に再現しよみがえった蘭奢待の香りを実際に楽しめたり、
ノーベル賞の技術を応用し映像をより鮮明に美しく輝かせる
最新のスクリーン塗料を日本国内の展覧会で初導入した
高さ4ｍ幅約20ｍの巨大スクリーンも登場！ コラボレーションアーティスト
[篠原ともえさん、亀田誠治さん、瀧本幹也さん、亀江道子さん]が
正倉院にインスピレーションを受けて制作した新たな魅力創出にも注目 音声ガイドナビゲーターは声優の神谷浩史さん！ 本展コラボレーションアーティスト篠原ともえさんが
正倉院宝物｢漆胡瓶｣(鳥の頭を象った蓋をもつペルシア風の水差し)に着想を得て、
伝統と現代とを融合させて創出したドレスを会場でお披露目 メディアセッションでは、ドレスの創出についてお話しくださいました
ドレス創出にあたって｢漆胡瓶｣の文様を約3.5倍引き延ばしたものを参考にされたそうで、
その分、動植物などの文様がよりわかりやすく目に届くようになっており
雄雌の動物まで見えて、シルエットも素敵でひときわ輝いていました ｢蘭奢待(らんじゃたい)｣の香りはガラス容器に入っていて、
複数人同時に体験できるようにたくさん用意されているので
待つことなく快適！
人によって香りの感じ方は違うかと思いますが、
エッセンシャルな杏仁のような包まれるような高貴な香りが印象的 亀田誠治さんの宝物の音源に現代の音色を融合させたメロディーも心地よくて素敵で、
瀧本幹也さんの空間に浮かんだ巨大な立体｢正倉院正倉｣や、
亀江道子さんの当時には存在しなかったデジタルと筆で文様を紡いだ美しい陶芸作品も必見 特設ショップのグッズも充実 ※正倉院宝物実物の出陳はありません
(再現模造もしくはレプリカとなります)

メディアセッション・記者内覧会にて撮影📷